はじめに|過去問、何年前からやればいいのか迷う
社会福祉士試験の勉強をしていると、
ほぼ確実に出てくる疑問があります。
過去問って、何年前からやったらいいんやろ?
仕事をしながら勉強していると、
時間も限られているし、
「やる量を間違えたくない」という気持ちが強くなります。
私自身も、
この「過去問をどこまでやるか」で何度も迷いました。
この記事では、
仕事をしながら受験した立場から、
過去問を「何年前から」「どう考えて使っていたか」を書いていきます。
結論|年数よりも「どう向き合うか」が大事
先に結論を言います。
過去問は「何年分やるか」よりも、
不安にならずに回せるかどうかが大事だと思っています。
3年分で足りる人もいれば、
もっと広く見た方が安心できる人もいる。
大切なのは、
「自分がどこまでやれば納得できるか」です。
私が一番不安になった時期(8月〜11月)
勉強の流れとしては、
- 8月頃から知識のインプットを本格化
- 11月頃から過去問を本格的に解き始める
という形でした。
正直に言うと、
8月から11月が一番しんどかったです。
覚えることが多すぎて、
「こんなん全部無理ちゃう?」
と不安になることも何度もありました。
知識を入れても入れても終わりが見えず、
この時期は精神的にもかなりきつかったです。
私が実際にやっていた過去問の量と考え方
結果的に、
過去5年分は100点が取れるレベルまで繰り返しました。
ただ、
「5年分やらないとダメ」という話ではありません。
3年分でも十分な人はいます。
ただ私は、
3年分だと不安が消えなかった。
だから年数を広げました。
ここで意識していたのは、
- どんな問題が出るのか
- どういう聞かれ方をするのか
- 出題されやすいテーマは何か
こうした 傾向を見ること でした。
昔の過去問が難しく感じた理由
過去問を解いていて感じたのは、
昔の問題の方が難しいということです。
最近の問題は、
少しずつ整理されてきている印象があります。
ただし、
だからといって昔の問題をやらなくていいわけではありません。
難しい問題に触れておくことで、
- 問題文への耐性がつく
- 本番で焦りにくくなる
- 「ここは捨て問やな」と判断できる
こうした力が身についたと思っています。
社会福祉士試験は国家資格です。
簡単になったとはいえ、
気を抜いていい試験ではありません。
難易度の高すぎる問題集に手を出した話(正直な失敗)
実は、
かなり難易度の高い問題集にも一度手を出しました。
でも、すぐに
「これは違うな」と感じました。
難しすぎて、
試験本番を考えると
終わってから振り返っても意味がなかったと思っています。
もしあのままやり続けていたら、
完全に 沼にはまっていた と思います。
早めにやめたのは、
今振り返ると正解でした。
仕事をしながら過去問と向き合うコツ
仕事をしながらの勉強では、
やりすぎないことも大切です。
私が意識していたのは、
- 勤務前:問題を解く
- 勤務後:解説を読む・確認する
という使い分けでした。
疲れている日に無理に問題を解こうとすると、
逆に不安が増えることもあります。
「今日は解説だけ」
それでも十分、前に進んでいます。
これから過去問を始める人へ
過去問は、
「できるようになってからやるもの」ではありません。
わからない状態で触っていいものです。
不安になる時期があるのも、
ちゃんと勉強している証拠です。
焦らず、
自分が納得できるところまで向き合ってください。
まとめ|安心できるところまでやればいい
- 年数は人によって違う
- 不安が消えるところまでやる
- 難しすぎる問題に引っ張られない
- 過去問は「慣れるための道具」
社会福祉士試験は、
完璧を求める試験ではありません。
続けた人が、最後に受かります。

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