今年の社会福祉士国家試験について、
「難しかった」「見たことのない人名が出てきた」
「過去問だけでは太刀打ちできなかった」
という声を多く見かけました。私自身は旧カリキュラム最後の世代ですが、
試験問題を見て率直に「これはしんどいな」と感じました。今回は、今年の試験がなぜここまで“難しく感じられたのか”、
そして不適切問題が出る可能性についても含めて、
個人的な視点で整理・考察してみたいと思います。※あくまで一個人の見解です。
① 今年の試験の印象|なぜ「難化」と感じたのか
- 見たことのない人名や理論が出題されている
- 過去問中心の勉強では対応しづらい問題が多い
- 一問一問に「考えさせる要素」が強く、時間が足りなくなる構成
「知っていれば解ける」問題よりも、
「考えないと選べない」問題が増えた印象があります。
② 不適切問題が出る可能性について
- 明確に一択にならず、「どちらも取れる」選択肢がある問題
- こうした問題は、不適切問題として扱われる可能性がある
過去にも、
・全員正解
・複数正解
といった調整が行われた例があります。
- 合格率自体は大きく変えず
- 合格ライン調整で対応する可能性も十分考えられる
例:
- 正答率6割以下でも合格
- 一部問題を全員正解扱い など
③ 新カリキュラムとの関係
- 新カリキュラムは「今年が初」ではなく、すでに去年から始まっている
- それでも今年は、試験委員会の方針として、より攻めた出題になった印象
あえて過去問に寄せず、
不適切問題が出るリスクも承知のうえで作られたのでは?
と感じる部分もありました。
④ 試験の意義|どんな社会福祉士を合格させたいのか
ここがこの記事の“芯”。
- 知識暗記型 → ケース理解・判断力重視へ
- 実務を見据えた出題にシフトしている印象
ただし…
- 事例問題なのに
アセスメントが示されていない選択肢が正解になるのは違和感 - 「考える力」を見るなら、
もう少し設問の整理が必要では?とも感じる
⑤ 受験生への影響|正直、これからがしんどい
- 過去問が通用しにくい状況が、しばらく続く可能性
- 特にここ数年は「過渡期」で、受験生の負担が大きい
一方で…
基礎は、研修や実務の中で積み上げていくもの
という考え方もできる
「試験で完璧を求めすぎない」という視点も大事。
⑥ 個人的な正直な感想
- 「旧カリで受かってよかった」という気持ちは正直ある
- ただ、
- 学校側
- 試験を作る側
の事情も理解できなくはない
文句を言い続けても、状況は変わらない。
だからこそ、
今起きている変化を冷静に捉えることが大事だと思っています。
まとめ|一言で言うと
今年の社会福祉士国家試験は、
過去問対策型から「考える力・実務理解型」へ舵を切った年。ただし、その過渡期ゆえに、
不公平感や不適切問題のリスクも高い試験だった――
そんな印象を持っています。


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